こんな時どうする?【社会人なら当然知っておくべきマナー】

ナイフやフォーク、扱いに困る洋食レストランでのマナーは?

洋食は食べたいけれど、マナーが気になって食べにくい。マナーばかり気にしていたら味が分からないまま終わってしまったという経験はありませんか。そこで、おいしく食べるためにマナーを知っておくと安心ですね。

洋食はナイフとフォークで食べることが基本となっています。ナイフとフォークは基本的には外側から順に使うと覚えていると間違えありません。右側にスープ用のスプーンがあることがありますが、その時には途中でスープが出るので外側から順番に使っていれば大丈夫です。

ナイフとフォークは普段使わないので扱いに困りますね。一回一回切るのは面倒だと思って最初に全部切り分けておく人もいますが、それはマナー違反です。食べる分だけ左側の端から一口ずつ切り取って食べていくのがマナーです。

扱い慣れないナイフとフォークを緊張のあまり落としてしまった時には、焦って自分で拾う必要はありません。サービス係りが拾って新しいものを用意してくれます。もし、サービス係りが気づかない時には自分からサービス係りを呼んでも大丈夫です。

食事中にパンを食べたい、ちょっと席を外したいそんな時にはナイフとフォークをお皿の上に「八」の字に置くのが食事中の合図です。フォークは背を上に向けて、ナイフは刃を内側に向けて置いておきます。こうしておくと勝手に下げられてしまうことがありません。

食べ終わった時にはナイフとフォークを揃えて平行に置いておくことが合図になっています。ナイフは刃を内側に向けて、フォークは背を下にしておきます。使ったナプキンは汚れを内側にして軽く畳んでテーブルの左側に置いておきます。この時にキレイに畳まないように注意しましょう。キレイに畳むことは「おいしくなかった」という意味になってしまいます。そのため軽く畳む程度にしておきましょう。

洋食ではナイフとフォークの扱いがメインで皿を手に取ったりすることはありません。手に取ってもいい食器はコーヒーカップと取っ手のあるスープカップのみとなりますよ。