こんな時どうする?【社会人なら当然知っておくべきマナー】

食べなれない中華料理も恥をかかないためには?

中華料理は同じ箸の文化なので食べやすいように感じますが、円卓にターンテーブルがついていて独特なマナーがあります。特にターンテーブルは使い慣れていないものですから注意が必要ですね。

ターンテーブルも好きな方向に回してもいい訳ではなく右にゆっくりと回すことがルールとなっています。自分の好きなものを早く取りたいから好きな方向へクルクル回していたらマナー違反となりますし、料理が全員に回らなくなってしまうので右方向へ順番に回していきましょう。

ターンテーブルには大皿の料理とサーバーがついています。サーバーを使って料理を取り分けるのですが、取り皿には自分の分だけ取り分けましょう。ついつい上司や目上の方には気を使って取り分けたくなりますが、中華料理のマナーでは自分の分だけを取ることがマナーとなっています。取り分ける時には立ち上がらないことも注意しましょう。

サーバーを戻す時にも大皿からはみ出ないように注意が必要です。これはマナーとなっていますが、もしお皿からサーバーがはみ出ていたらターンテーブルを回す時にコップなどをひっかけやすくなってしまいますので必ず守りたいですね。

苦手な食材が入っている場合ではムリに取る必要はありません。ムリして料理を取って残すよりは初めから取らずに隣の人へ回した方が気持ちがいいですね。取らずに回す時には「どうぞ」と一声かけると隣の人も困惑せずに済みますね。

また、人が料理を取っているときにターンテーブルを回したり、ターンテーブルの上に使い終わった皿を置いたりするとマナー違反となります。使い終わったお皿が回ってきたら気持ちよく食事ができないですし、取り分けている最中にターンテーブルが回ってしまったら驚いてしまいますね。こういったことがないように周りをよく見て注意しながらターンテーブルを使いましょう。