こんな時どうする?【社会人なら当然知っておくべきマナー】

他人の家に入る前にコートを脱ぐ?入ってから脱ぐ?正しいのは?

普段行き来している訳ではない友達の家や上司の家へ招かれた時には入る前に身だしなみを確認しましょう。玄関でインターフォンを押す前に息を整えたり、髪の毛や服装、女性なら化粧におかしなところはないのか、改めてチェックしておきましょう。

この時にコートや手袋、ショール、帽子など家の中では不要なものを外しておきます。つまり、コートは家の中に入る前に脱いでおくのです。脱いだコートは腕に掛けて見栄えよく持ちます。暑い日などでは汗をかいていたらハンカチで拭っておくのがマナーとなります。これらを済ませて身だしなみの準備が完了となります。

インターフォンを押して、先方から返事があり玄関で「どうぞ、おあがりください」などの声がかかると家の中にあがることになります。この声がかかると、家の中に入ってもいいという許可が下りたことになります。許可もないのに先方の返事があった瞬間に当然のようにズカズカと家の中に上がらないように注意しましょう。また、家の中にあがる時には靴を脱ぎますよね。ここにもマナーが存在します。

靴を脱ぐときには相手にお尻を向けないことがマナーです。脱いだ後に靴をそろえる必要が無いようにと本人は気を使ったつもりで先方にお尻を向けて靴を脱ぐ人がいますが、これは失礼に当たります。靴は前を向いたまま脱いで式台にあがってから、ひざまずいて靴の向きをつま先が外を向くように変えるのがマナーとなります。この時に玄関の左右どちらかの端へ靴を置くと次の人の邪魔になりません。