こんな時どうする?【社会人なら当然知っておくべきマナー】

他人の家へ招かれたときには手土産っている?

普段行き来している訳ではない他人の家へ招かれた時には手土産を持参するのがマナーです。特に初めて家へ招待された時や、上司の家へ招待された時には手土産があると好印象です。

当然、突然訪問するのではなく、あらかじめ電話やメールで日にちや時間をしっかり決めて先方に失礼のないようにしておきましょう。ビジネスでは時間ピッタリがマナーですが、私用で個人宅へ伺う時には先方の準備が時間通りにできているとは限らないので時間よりも5分程度遅れてから伺った方が失礼になりません。出先でたまたま近くに寄ったので訪問したい時でも相手の都合を電話などで確認することが大切です。突然来られたのでは先方の迷惑になってしまいます。

さて、他人の家へ招かれた場合には手土産を用意するのですが、何を用意するべきか迷いますよね?相手の嗜好が分かっている時には、すぐに決めることができるのですが、そうでない場合は好き嫌いの好みがハッキリ出ない誰にでも受け入れてもらえそうな無難なものを選びましょう。遠方のお宅ならこちらの地元の名産品や地酒を選ぶといいでしょう。調理法や食べ方が分からない特殊な珍味はいただいても食べにくいので避けることがマナーとなります。

もちろん賞味期限も大切です。賞味期限が近かったり切れていることがないようにしましょう。ショートケーキやプリンなど、個数が限定されるものでは先方の人数よりも2、3個多めに用意するのも忘れずに。

訪問先の近所のお店で買うのも慌てて手土産を用意した印象が付くので止めておきましょう。あくまでも先方がいただいて嬉しいものをさりげなく選ぶことを忘れずに用意しましょう。

手土産を渡すタイミングとしては、アイスなどすぐに冷凍しないといけないものなら玄関で渡すことも失礼にはなりませんが、そうでないものなら部屋に通されて、あいさつを交わしてから「お口に合うとよろしいのですが…」などと一言を添えて渡しましょう。