急な通夜、葬儀、告別式にも失礼のない服装で

人が亡くなるということは予測がつかないもので突然訃報を聞くことになります。そういった状況でも慌てないように急な通夜や葬儀、告別式でも失礼にならない服装マナーを知っておくと役に立ちます。

平日に急に訃報を聞き、今晩が通夜となった時、どうしますか？男性の方ならスーツで仕事をしている場合が多く、そのままネクタイを外して駅の売店やコンビニ、葬儀場で黒のネクタイを購入するという手があります。社会人として、こういった状況に備えて職場に黒いネクタイを一本常備しておくというのも安心ですね。通夜へ参列する時には金色の時計やネクタイピンは外しましょう。

女性の場合は通夜には紺、グレーのスーツやワンピースでの参列となります。ストッキングは黒か肌色で髪型やお化粧が派手にならないように気をつけましょう。また、光沢のあるエナメル素材のバッグや小物に派手な飾りのついているものは避けましょう。

通夜は「取り急ぎ駆けつける」といった意味合いも残っているので急ぎの場合は黒、紺、グレーで派手でない恰好でも良いのですが、急でない時には葬儀や告別式と同じようにブラックフォーマルを用意しましょう。

葬儀や告別式ではブラックフォーマルで参列します。男性はブラックスーツ、白シャツに黒無地のネクタイ、靴も金具のない黒となります。女性は黒ワンピース、アンサンブル、スーツでストッキングや靴も黒となります。

ご遺族の失礼にならないように参列する時には服装や身だしなみにもしっかり気を配ることが必要ですよ。